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【事務作業の力持ちVBAを学ぼう】#2 全体像の把握 1
EXCEL VBAについては高橋 宣成著「パーフェクト Excel VBA」で学んでいます。
VBAの体系については前回紹介したとおり、頂点から順に、「プロジェクト/ライブラリ ー モジュール ー プロシージャ ー ステートメント ー 式」と説明され、画像のようなピラミッド構造になってますが、本書の2章以降の説明は、このピラミッドの下から順に学んでいくスタイルです。下位の要素を理解しないと上位の要素を正しく理解できないからと本書では説明していますが、正直これだけの分厚い本になると全体を理解する前に挫折してしまいますし、下位の要素だけではプログラムは動かないので、いずれにせよ上位構造(少なくともモジュールやプロシージャが何なのかが)分かっている状態の方が理解しやすいと考えます。
ただ、体系的に学ぶと言っても、実はこの体系も切り口によって複数あり、画像のピラミッドの体系だけではVBAの一部しか示しておらず、一筋縄では行きそうにありません。VBAのコードを実行するには、統合開発環境であるVBE(Visual Basic Editor)を使うことになるので、今日はVBEの体系を整理しました。ローカルウィンドウとウォッチウインドウはあまり使ったことがなかったのと違いがわからなかったので、一つ勉強になりました。