このコンテンツには閲覧パスワードが必要です。
自己評価 4.6:★★★★★
イタリアでの名称は Spaghetti del Poverello (スパゲッティ・デル・ポヴェレッロ)
名称どおりのまかないパスタなので、一皿で満たされることに重きをおき、ペコリーノロマーノとバターを多めに入れてリッチテイストにしました。
このパスタは本場イタリアでもレストランのメニューにない(らしい)シチリア地方の郷土料理。
まさに家庭でしか味わえない、おうちパスタです。
レシピのポイント
ベースのレシピ
ポイント
ベースのレシピをもとに、より満たされ感に重きをおいたアレンジをしました。
◆ ソースに使う卵はS玉で
卵白が多いとイマイチなので卵はS玉がおすすめです。L玉を使う場合は「全卵1個+卵黄1個」にすると良いです。
◆ ペコリーノチーズを多め + バターも入れる
満たされ感を増すためにチーズを多めに、さらに、コクを出すためにバターも入れます。
◆ テフロンダイスのパスタを使う
ベースのレシピでもテフロンダイスを使っていますが、やはりテフロンの方が合います。テフロンのほうが卵との相性がいいのかな?今回はバリラ No.5 を使いました。
材料 2人分
- 卵S玉 4個
- ペコリーノロマーノ 20g
- バター 12g
- 胡椒 適量
- にんにく(大きめ) 2片
- オリーブオイル 適量
- パスタ・テフロンダイス(1.8mm) 180g
- 海塩 32g
- 水 2リットル
調理
下ごしらえ
ペコリーノロマーノをブロックから20gおろします。
にんにくをチップ状にスライスします。
トッピングの目玉焼き
ポイント
- 普通に目玉焼きを作る(焼き加減はお好み)
- 塩は適量、胡椒は仕上げにかけるので不要
フライパンにオイルを引き目玉焼きを作ります。
出来上がったらバットに上げます。
パスタを茹でる
ポイント
- ソースにゆで汁を使うので、ソース作りより先にパスタをゆで始める
塩32gをパスタを茹でる鍋に入れて炒ります。
鍋に水を2リットル入れて沸騰したらパスタを入れて茹で始めます。
ソースを作る
ポイント
- にんにくは最後のトッピングに使うので、その前提の炒め加減で
- 目玉焼きをしっかり作ってからスクランブルにする(不揃いにするため)
- フライパンで1分程ソースと和えるので、麺は少し固めの状態でフライパンに移す
冷めたフライパン(中華鍋がおすすめ)にオリーブオイルを入れ、ニンニクを入れて弱火で加熱します。
にんにくを程よく炒めたら、にんにくをバットに上げます。
同じフライパンで、にんにくを炒めたオイルをそのまま使い、目玉焼きを2個同時につくります。その作ったばかりの目玉焼きを崩してスクランブルエッグ状にします。
そこに、ゆで汁を120~150mlほど入れて混ぜると写真の状態になります。
パスタの茹で上がりを待ちます(待ちが長い場合は一旦、火を止める)、少し固い状態のパスタをフライパンに移動します。
パスタをフライパンに移し1分くらい混ぜ混ぜしてソースに馴染ませます。その後、バターとペコリーノロマーノを入れます。
しっかり混ぜ合わせ水分を程よく飛ばしたら完成です。
注)パスタが固い場合や、水分が少なくてチーズが固まったり、バターが溶けない場合はゆで汁を追加して混ぜ混ぜします。
お皿にパスタを盛り目玉焼きをトッピングします。
胡椒と追いチーズをお好みの量で。
完成