不運不遇は人智を超えて気づきを与えてくれる尊いこと。

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人生とは、これまでの時間的・空間的「縁起」の総和です。自分が過去に選択したすべての言動の総和です。亭主が悪いわけではありません。嫁さんが悪いわけでもありません。あいつが悪いわけでも、此奴が悪いわけでもありません。という事に気づけない限り、自分の人生に変化はありません。出発点はすべて自分の「いまここ」です。今の今が、今からの今をつくります。だから、自分と向き合う事です。過去(事実)は変えられませんが、過去の認識(捉え方・解釈)は変えられます。私は会社員時代にうつという経験(挫折)をしました。その時はどん底で耐えられないほどもがきましたが、今では、それが人生で最高の出来事であったとたいへん感謝をしています。全ては、己の成長のため必要故に起こっています。逆境=糧。自然の摂理(中立の世界)をネガティブに解釈するも、ポジティブに解釈するも、不足を感じながら生きるも、感謝しながら生きるも、すべて自分が自分に対しての「観点」が変われば、観える世界すべても変わって見えます。すべては「あなたに必要」故に起こっています。不運不遇(謂れのない理不尽や盗難・事故、病気や辛いこと)は、「人智を超えて気づきを与えてくれている尊いこと」です。感謝すべきことです。


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