出産は女性がより女性らしく美しくなる絶好機になる

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今回はツイート

今はポストというのか

したものを下敷きにしているので

言葉遣いが普段と違います

ご諒承ください

ヨーロッパの女性は分娩の後、橫になって、休息する
日本の女性は分娩の後、二十日の間、晝も夜も坐っていなければならない

『ヨーロッパ文化と日本文化』

ルイス・フロイス

ルイス・フロイスは1500年代末の35年間を

イエズス會宣教師として日本での布教に努めた人物

ここに描かれているのは

江戸時代直前のポルトガル人の目に映った日本

かつて西洋も日本も出産は椅子に座る形で行われていたようで

違いは椅子に脚があるか無いか

お産椅子」と身体技法

上の文章は西洋ではそのお産後ベッドへ移動するが

日本ではそのまま過ごすということ

今は妊娠からして病院の世話になる婦夫が2割を越え

病院の分娩台の上で出産するのが普通で

陣痛促進剤や會陰切開、帝王切開なども

當たり前のように行われるようになっているが

お産は病気では無い

とくに整體では

ただ胎児と妊婦が呼吸を合わせれば

難なく産まれるもの



と捉えている

出産に必要なのは力を抜くことと

腹壓

つまり呼吸力

マスクの常用などで口呼吸になっている女性は

呼吸力が弱い爲出産に難渋することになる

人は直立二足歩行を選択した爲に

骨盤に制限が生じ

胎児を十二分に育てることが出來なくなった

人の子が生まれてから歩けるようになるまで1年弱かかるのは

未熟児として産まれるから

それでもまだ出産には狭い爲

骨盤を構成する骨同士の關節を弛め拡げることで道を確保する

生理痛、生理不順、PMSや不妊、つわりなどに惱む女性は

からだの歪みによって力を抜ききれず

緊張が殘っている

従って骨盤が弛みきることも難しくなり

お産が難儀になる

産後は再びその骨盤を元に収める為に

静養する時間が必要となる

現代の樣に病院の回転率を上げる爲に

追い出すように退院させるなど

産後直ぐに動かしてしまえば

骨盤は拡がったまま

もしくは歪んだ状態で固定され

それが軆心の不調または産後肥りの原因となる

痩肥は骨盤という花の開き具合で決まる

フロイスのこの文章は日本の方式に対して異議があるように讀めるが

日本式の方がからだの自然に適っている

骨盤調整などの必要も無く

出産は

女性がより女性らしく美しくなる絶好機になる

ついでに

産後母體が安静を保つ爲には周囲の援助が必要で

とくに夫には逆立ちしても出來ない

人として最も重要な仕事を爲している婦人に對して

そして婦人により一層美しく在って欲しいなら

最大の助力を傾けて然るべきだが

夫が育児に参加すると

乳幼児の事故を增やす

夫の役目は婦人が充分に育児に關われるような

状況を提示し續けることにある

それが難しいなら今の社會が間違っている

出産育児という最も大切な婦人の仕事に對して

養育に不都合の無い體制にすることが

国會議員の最低限の役目では?

家族も他人も遺伝子の大した差異は無く

子供は皆の子供

社會全體が育てていくもの

政府が管理して育てるのとは意味が違うので注意が必要

金は出しても口を出させてはいけない

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