「反ると腰が痛い」意外な原因とは!?

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ピラティスや自彊術などおからだを動かしてらっしゃる方

反ると腰が痛む時がある

見せていただくと

左脚を一歩前に出して反る時に左側の腸骨のすぐ上の辺りが痛むんだと

では

その前に出した左脚に體重を乗せた状態で反ってみてください

そうしますと痛みが無くなりました

これはからだの動かし方の基本ですので

よくご理解いただきたいんですが

そもそも腰というのは反ったり曲げたりする場処ではありません

歐米人のようによっぽど體幹の筋肉がしっかりしてなければ

日本の女性邊りではただの腰への負担にしかなりません

負担がかかるということは力が入るということ

力が入るということは筋肉が縮小し

循環が阻害されるということです

痛みは循環が起こる時に感じるものですので

痛みが出て當然

だからこそ和服の帯は腰を曲げさせないようになっています

動かすべきは股關節です

骨盤を前に押し出すようにすれば

自然と上體が後ろに反ることでバランスを取ります

同樣に左に動かせば上體は右に

右なら左

後ろに引けば上體は前へ倒れてきます

ここで動いているのが股關節ということです

このとき全軆でバランスをとっていますので

負担も壹箇処に集中すること無く

全軆で請け負いますから循環が阻害されず

痛みを引き起こす要因がありません

力を入れたら動かないのが本來で

力を抜くから動くんです

動力は重力、位置エネルギーで

ハンドル、ブレーキが筋肉です

からだを動かすのに筋力を使うというのは

潤滑油の無い状態で器械を動かすのと同じことだということを

よくよくご理解いただきたいと思います


膝を曲げるから膝に負担がかかる

腰痛の原因と予防法

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