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ウチにも猫が居りますが
よく猫は快い場を知っているなどと言いますね
その割に暑くってもくっついてきたりしますが
誰だったか猫の後を付いていって
暑さを凌ぐなんて方もあるそうです
よく寝るから寝子だなんてことも言います
確かにほぼ寝っ轉がっております
ですがそれは草食動物と肉食や雜食との違いで
草食動物は消化吸収を四六時中行っていないといけないので食べ續ける必要があり
肉食なら食べた後はゆっくり過ごした方が
エネルギーロスが減ります
動物の行動の基は「何か食べたい」ですから
ずっと食べてないといけない連中と
そうでない者とでは行動が變わるのは當然ですね
「食べてすぐ橫になると牛になる」
などと言われましたが
實際とは違いそうです
そもそも牛は橫にならないし
動物は“動く物”です
動くという行爲はからだを歪ませないと出來ません
ですからからだは歪むものであって
歪むこと自體は何ら惡いことでも何でも無い
問題なのは歪む必要の無い場面
歪んではいけないような時に歪んでいることですね
私たちは社會性の生き物といわれ
環境、自然の一部を構成するものです
「快い」と感じて在るのと
「不快」を感じて在るのとでは
環境に與えるものも変わってきます
逆に言うと「快い」と感じる場に在ると
からだの歪みも調整されるのです
腰痛の80%だかは原因不明とされ
その多くはストレスだともいわれます
症状はからだが良くなろうとして働く反應だと
常々お傳えしていますが
一見惡くなっているように見えるのも自己治癒力の働きで
惡くなれるから良くなれるという面があります
「快い」というのはからだが求めているから感じる感覺で
求めていない感覺を「不快」と感じるわけです
喉が渇いているから水が美味しく
痒い処を掻くから气持ち良いんです
ということは
夜空を見上げて「佳い月だなぁ」と感じる
朝顔やひまわりを観て「可愛い」と感じる
百合の香りを感じる
風鈴の音に涼しさを感じる
繪畫を観て「美しい」「素晴らしい」と感じる
好きな音樂を聴く
湯船に浸かって壹息つく
愛している相手と触れ合う
こういった「快」感覺を味わうことが
歪みを調整し全てがからだを整える働きだということです
いのちにのみ與えられている自己治癒力という素晴らしい力をより發揮させる方法は
認識することです
「快い」と感じている今を認識することで
よりからだの力は高まります