膝を曲げるから膝に負担がかかる

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生き物は生きる爲に生きています

それが病氣になるのは何かが間違っているからで

生きている以上病氣になって當たり前

という考え方はお醫者さんによる洗腦と言えます

からだは120歳くらいまで使えると言われています

それが40・50歳代で不調が顕れるというのは

よっぽどおかしなことをしてきたということ

周りも皆そうだから

っていうのは單に日本人が全體的におかしくなってるってだけの話で

それにあなたが付き合う必要も無いですし

第一あと半分近く殘ってる人生を不調なからだで過ごしたいんですか?って

失ってから氣付いても後戻りは出來ませんよ

座る、立つという動作は人間の基本動作のひとつですが

こんなことでもちょっとした違い、少しの負担が積み重なることで故障に繋がります

筋肉は縮むと固くなり循環が滯ります

關節には關節包ってのがあって

そこに潤滑油があるからスムーズに動かせるんですが

力を入れると潤滑油を追い出して關節を曲げ伸ばしするので

油の切れている機械を無理矢理動かすようなことになってやがて壊れます

そうして膝を悪くすると水が溜まる場合がありますが

それは油切れを補ってさらに修復してるんです

「水が溜まってるから痛い」んじゃありません

因果が逆です

痛くなるまで油切れさせたまま使ってきたから修復の爲に水が溜まってるんです

だから水を抜いたら意味が無い

膝の軟骨が“磨り減る”と仰る方も多くいらっしゃいますが

これだけ交通機關が發達して

エレベーターやエスカレーターが普及して

人類史上でも自分の足で歩く機会が激減している現代人の軟骨が“磨り減る”ワケが無いでしょう

軟骨の栄養補給も關節包の水分が行っています

つまり

關節の曲げ伸ばしというのは力を抜いて行われなければならないのです

立つ、座るっていう動作は膝の曲げ伸ばしじゃありません

膝は曲げるんじゃ無く“曲がる”んです

伸ばすんじゃ無く“伸びる”んです

細くて體重の輕かった頃なら

負担の蓄積も少ないですから

膝の曲げ伸ばしでも出來ますが

お腹に余計な荷物を抱え込んで

負担も積み重ね續けてくれば

大變になってくるのも當然です

座る方は何となく解りやすいかも知れません

股関節をフッと力を抜くようにすれば

勝手に膝も曲がり座れます

力を抜いたら椅子に激突したとかは受け付けませんよ

自軆のからだなんですから

怪我をしない程度の最低限の筋力コントロールくらい必要なのは言うまでもありません

立つ方は少しテクニックが必要になります

頭の重さを利用します

後ろの方が解りやすいと思いますが

頭を後ろに倒していくと倒れまいとして勝手に立てます

前に倒しても出來ますが

前は倒したままでもいられるので

「倒れまい」という意識が出にくいんですね

椅子に座ってるよりしゃがんでる方が解りやすいと思います

これと膝に力を入れて「どっこいしょ」と

立つ、座るのとでは膝への負担が大きく違うことが體認出來ると思います

それだけ負担を掛けていれば

壊れるのも當然だと實感出來るでしょう

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