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組織や集団が出来ると、それが何であれ、必ずピラミッド構造が形成され、上下・優劣・強弱・損得などの「関係性」が生まれます。これは「エゴの仕組み」そのものです。一つのピラミッドの中で、「エゴ」として「個」の価値を証明しながら活動します(分離意識)。そうしなければ「居場所が無い」という「無力感」があるからです。「エゴ」が生存する為の大前提、それは恐怖や不安です。「エゴ」は、「恐怖」から出て来た存在です。幼少期に形成される自分の傷を隠すための「仮面」(防衛本能)です。生きて行く為の「仮面」です。そのままでいては、親からの愛情を得られないから、“いい子”にならなければ、お母さんの喜ぶ反応をしなければと。幼心に作り上げていくパターンです。「エゴ」(自我)が、最も脅威に思っている事は、あなたが「目覚める」ことです。あなたが「本当の自分」(真我)に目覚めた暁には、「エゴ」は、「居場所」がなくなるからです。「エゴ」の「存在理由」が、消滅するからです。これが、「覚醒」(目覚め)の仕組み・メカニズムです。この「仕組み」(ピラミッドの階層構造)に「気付く」ことができれば、誰でも「覚醒」できます。何も特別なことではありません。「自我の檻」(枠)に気付いて枠から出ればいいだけです。(つづく)