エゴの構造(仕組み)

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時間は移動し続けます。1秒後と1秒前とは大違いです。3時間後と3時間前はもっと大違いで10年後と10年前とではもう自分は全く別人ですし、世の中は別世界になっています。空間についても同じ事が言えます。人は移動し続け、環境は変化して行きます。全く同じ部屋だとしても全く同じ職場だとしても空間は変化し続けています。自分も変化し続けていますし他人も変化し続け、人の氣は変わり続け天氣も変わります。自分も他人も環境も、次々刻々と変化し続けています。人の潜在意識は、この変化に常に対応しています。つまり私自身は常に変わっています。それは、良くなっているとか、悪くなっているとか、成長したとか、幸せだとか、不幸だとか、そういう事には関係なく、自分は変化し続けています。(諸行無常)

潜在意識は変化し続けているのにも関わらず。顕在意識は、ますます凝り固まって、相も変わらず同じ事の繰り返しを望んでしまいます。顕在意識(エゴや思考)は、怠け者なのです。面倒くさい事が嫌いです。常に楽な方を望みます。顕在意識だけが独立してしまっています。独立と言えば聞こえが良いですが、分断されてしまっています。(自我=執着=分離意識) 自我は、分離・孤立しています。自分自身(本当の自分)からも、他の動植物からも。天氣や血の氣からも。自分を取り巻く多くの人からも。地球の中で、日本国で、私は生きている(相互存在)にも関わらず、何ものとも共有していない!自分の子供とも共有していない。個体の私(自我)は、独りぼっち(分離意識)です。これが自我・エゴ(仮想現実)の「仕組み」です。


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