「潜在意識」や「自我」についての知識があって、それらを実践に落とし込む事が出来ている人は、周囲より一段高い意識のステージにいます。人間関係がギクシャクしている人は、だいたいその原因を他人や環境の精にしますが、意識のステージが高い人から見れば、その「原因」は一目瞭然です。そして、意識の高い人が、低い人にそのギクシャクの原因を説明しても相手は理解できません。自分の「顕在意識」こそが、自分の意識の全てだと思い込んでいて、無意識（潜在意識）が現実世界を創造しているとは露ほども思っていないからです。自分の気にくわないことが起こると、「自我」は自分の不快な感情を正当化しようと、あいつが悪い・こいつが悪いと、人や環境（外側）の精にします。意識の「階層」が分かっていないからです。

世間では、潜在意識に対する理解がない人の方が圧倒的多数を占めています。自分の人生を自由に創造して行ける様に成る人もいれば、60～70歳になっても相変わらず自分目線で、他人や環境（外側）の精にして自分に対して、無責任な人生を送っている人もいます。この「気づき」を得る事は、人生においては本当に「紙一重」です。そんな、わずかな違いが、人生の奴隷として一生を過ごしていくか、それとも、自由に人生を創造して生きて行くかの明暗を分けます。人によっては、苦しみや、失敗・挫折経験から、このことに「気付く」人もいますが、それは少数派です。「潜在意識」や、「自我」の「仕組み」を学ぶことは、意識のステージを上げる鉄板の方法です。（覚醒、メタ認知、悟り）