ホロニック宇宙モデルと色即是空

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私は価値が無いと思っている人は、「私」(個)という自分を中心にして世界を観ています。「私」を中心に物事を捉えているとあなたは二極の内のどちらか一方の「極」に立っています。そして、あなたの見る世界では、どんな時も「あなたが中心」に居ます。ですから、あなたは常に「内と外」「自と他」という二極の一方の「極」に立って観察しています。(分離意識=自我)この二極の世界は、あなたが極に立つ事(比較判定)によって出現しています。自分を中心に据えている時、あなたは中心(中庸)ではなく、片方の「極」に偏っています。自分を偏向から外す(ニュートラル化)で、あなたは無極(非二元)の世界を体験出来ます。あなたは「意識」の抽象度を拡大し、非二元(ワンネス)「自分=全体」の世界を体験します。(色即是空) これが腑に落ちると時空間の反転が起こります。そして、自分が自分の世界の中心から外れます。自分の中心にだけ存在していたあなたは、宇宙のあちこちに偏在できる様になります。個体意識(自我)が、遍満する意識へと変わります。(平行世界・パラレルワールド) 「個が全体であり、全体も個であった」ことが分かり始めます。これは量子力学の「畳み込み」理論による宇宙の仕組み「ホロニック宇宙」(仮説)です。あなたは宇宙であり、宇宙はあなた自身です。「ホロニック宇宙」とは、あなた自身のことです。「梵我一如」(法華経の世界観)です。


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