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名所江戸百景を巡る旅
001_日本橋雪晴
緊急事態宣言も解除されたので、もともと考えていた「広重TOKYO 名所江戸百景」講談社に掲載されている、歌川広重が描いた浮世絵の場所を散策してみようというコーナーを始めていきたいと思います。
ということで、最初は「日本橋雪晴(にほんばしゆきばれ)」(安政3(1856)年5月)が描かれた日本橋に行きました。
画像は著作権フリーの画像をダウンロードできる「600dpi | パブリックドメイン美術館」から持ってきました。
https://600dpi.net/
10月2日(土)は前日の台風から一転して、気持ちよく晴れた一日でしたね。場所は日本橋室町1丁目です。
浮世絵の右下に描かれているのは魚河岸です。ちょうどその屋上から撮ったような写真になっているのだと思います。
浮世絵の左上は富士山、右上は江戸城、真ん中に日本橋が描かれています。
この川は日本橋川と呼ばれ神田川から分かれた流れが隅田川へと続いていきます。
橋を渡る人の往来や魚河岸の賑わい、魚介類を運ぶ押送船を漕ぐ人を見ると、みんな生活に密着して、地に足が着いているようで、活気が伝わってくるようです。