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日常の意識を超越した体験がなければ、人生に美しさを感じる事は出来ません。充実した人生を過ごす為には多くの境界を乗り越えて行く必要があります。「善行・悪行」といった「分離」を超越した処に中庸（ニュートラル）な場があります。瞑想を通して超越体験をすると如何なる事にも惑わされない心の安定と平安があり心が穏やかになります。時間を超越した知覚は、時間に束縛された知覚(自我)とは対立します。「自我」とは社会的な「仮面」の事です。本来の自分を隠す為の上辺の「飾り」です（自我＝仮面）。「時間」に束縛された自分のままでいると、人間の振る舞いは「過去」や「未来」に対する期待や不安に翻弄されます。「罪」の意識や「悲しみ」に苛まされます。時間を超越した知覚（いまここ）が、「本来の自分」です。
