絶望と覚醒のメカニズム

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絶望感という言葉は、この3次元世界では、最も否定的な言葉の一つです。「俺は今、絶望のどん底だ」と聞かされた時、「おめでとう!良かったね」と励ます事の出来る人はあまり居ません。エネルギーの次元から見れば、「絶望的」状態とは 最も覚醒エネルギーのポテンシャルが最高の状態です。バネで言えば、その弾性限界ぎりぎりまで引き伸ばされた、最も反発力を蓄えた理想的状態の事です。絶望とは望みを絶たれた状態、目標を見失った状態です。こんな時、あなたは、どこへも行く事が出来ません。私もそんな絶望感を体験しました。苦しさから逃れようと、あらゆる可能性に手を伸ばし、万策が尽きた時、エゴは悲鳴を上げ、絶望の淵に落ちて行きます。そして、そこが、自我(3次元成長ゲーム)からの出口です。全ての望みが絶たれた時、全ての夢が消えた時、全ての目標を失った時、エゴが動きを放棄したその時から全てが始まりでした。覚醒ゲームの始まりです。進歩、発展、向上という3次元成長ゲームとは「自我」の成長ゲームでした。「覚醒ゲーム」とは、自我の「退化のゲーム」です。そんな夢ある絶望的状態(覚醒)を体験し始める人達が増えています。

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