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あなたが、真に求めて止まないものは、それは、「本当の自分」を生きている体感です。苦しみや悩みと、喜びやギフトは、ある「ひとつ」の物事に対してあなたが感じる「二極性」です。あなたは、二極構造(表裏・正誤・善悪)のどちらを選ぶ事も出来ます。「現実」の世界を創造しているのは、自分の内なる「意識」です。人は、「執着」を手放すと、「本当の自分」(真我)に出会います。怒りも、嫉妬も、自分自身の刹那の「痛み」が震源地です。あなたの「執着」(自我)(思い込み・固定観念)が、あなたの「現実」世界を創造しています。「現実は、想いの万華鏡」です。この真実の仕組みが解かったなら「現実」を変えるためには、どうしたらいいのか?それは、あなたの今までの考え方、常識、行動の仕方など、すべてを「手放す」ことです。
「自分とはこんなもんだ」、「現実とはこういうものだ」という考えを「手放す」事が条件です。直ぐに手放すことは困難かもしれませんが、あなたが「真実」を理解して行く度に、それらを「手放す」ことが出来る様になります。「手放す」ことが出来たなら、「現実」を変化させる事がとてもシンプル且つ容易になります。先ず初めに、「自分とは何か?」を理解する事が極めて重要です。あなたには、「小我」と「大我」が存在しています。「小我」とは、あなたが自分と思っている自分(自我・肉体意識)の事です。この「自分」(自我)が、唯一の「自分」だと考えて思考し行動する事で、「現実」を創造し、変化させることが出来ると思い込んでいます。しかし、「自我」(思考)は、「現実」を創造する事が出来ません。「自我」(思考)は、現れた「現実」を体験(解釈)するだけです。
体験(解釈)する事で、「思考」や「感情」が生まれます(外側起点)。その為、あなたは「思考」と「感情」が、「自分自身」だと思い込んでいます。「自分」とは、肉体・思考・感情だと思い込んでいます(自我が自分と一体化)。あなたの「現実」を創造するのは「大我」(真我)です。「自我」は、「大我」(真我)を知覚する事が出来ません。あなた(自我)が、大我(魂・真我)を認めていない為、「自我」の枠組みは、極めて限定的で小さいです。これ(檻)が「自我の正体」です。「本当のあなた」(真我)は諸行無常・諸法無我です。「本当のあなた」は、あなたの「肉体」でも「思考」や「感情」でもありません。あなたの「いまここ」の「現実」は、無限「縁起」の総和です。この事に気付くと心が軽くなります。生きるのが楽になります。死生観も変わります。