時空を超えて生きる「いまここ」とは?

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「思考」は絶えず今ある現状を判断しようとします。眼前に展開している事象を自分にとって都合のいい事か? 不都合な現実か?「判定」して不都合な現実に対処します。あなたの「判断」は「過去」のあなたの価値観というモノサシによって初めて可能になります。今あなたの下した「判断」は、あなたの過去の考え方に基づいています。そして判断した結果、未来に対処します。すなわち、あなたの今の判断は過去のあなたを未来に投影してしまいます。実は、人間の「判断」という行為によって「過去」が「未来」に受け渡され直線的に連続した「時間」というものが創造され続けています(記憶の連続性)。過去→現在→未来は脳の「ねつ造」です。判断してそれに対処していく生活とは過去と未来に生きる事です。「いまここ」に居ません。

最高にエネルギーに満たされた瞬間を「過去の拘り」と「未来の不安」に対処するは=人生の浪費です。「判断」(分別)が、あなたを「今この至福の瞬間」から遠ざけます。あなたは「判断」するという行為を通じて、「いまここ」という宇宙とつながっている状態から、自分自身を切り離しています。「判断」するという行為を通して、あなたは自分自身のパワーを失い続けます。「自分には力がない」という妄想を信じています。ですから、感謝と勇気を持って、「判断する」という「思考習慣」から離れることです。ただそこにいて、「いまここを生きる」ことです。「あるがまま」に生きることです。


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