お金の不安の本質。

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頭の中の勝手なおしゃべりを第三者の視点から観察できるようになると「思考」や「感情」は、自分自身ではない事が分かります。思考は自我(エゴ)です。自我は、モノ=「外側」との結び着きによって自分の「アイデンティティ」を強化します。自己意識に自分以外のモノを付け足します。自分の「外」のモノを自分自身と同一化すると「エゴ」が生まれます。あなたは本当は、「物」を買っているのではなく「アイデンティティ」の強化を買っています。レクサスに乗っている自分、シャネルを身に着けている自分、タワーマンションに住める自分。私はこういう人物だと強調する為にブランド品を買っています。自信がある人ほどブランド品には興味がありません。自分に自信があるので何かを付け足す必要がありません。この外側の物によるアイデンティティの補強は長続きしません。深い処の「本当の自分」は満たされないのでエゴは「もっと欲しいもっと欲しい」となります。

自分を生き生きとした生命体として感じられなくなると人は外部の「モノ」で人生を満たそうとします。「自己肯定感」が低いから自分以外の「モノ」で満たそうとします。「欠けている自分」を「外」の何かで埋め合わせし様とします。しかし、そんなもので埋め合わせできないのでもっともっと消費し続けます。問題の本質は「自分は欠けている」という「考え方」=自己否定にあるので外側にある「モノ」(道具)では永遠に満たす事が出来ません。「モノ」だけでなく「肩書」や「能力」なども例え、

手に入れたとしても、結局、心はいつまでも満たされる事はありません。エゴは「足し算」(執着)です。人生は「引き算」です。感謝&委ねる事でのみ、あなたは「自我の檻」から脱皮して、「お金」からも解放され自由で居られる様になります。本当の自分に出会えます。そうすると不思議な事にお金も巡って来る様になります。


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