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わたしたち人間は、皆、大なり小なり、日々苦しみを感じて生きています。その苦しみの原因は、マインド、即ち「思考」や「感情」を自分自身だと信じているからです。「苦悩の根源」=「思考や感情を自分自身だと信じて錯覚してこと」です。では、その苦しみを無くすには、どうしたらいいのか?「いまここ」に在ることがその解決策です。何故か?それは、全ての「苦しみ」は、「思考」の中に在るからです。「思考」とは、過去や未来にのみ存在可能です。「いまここ」に在り、「存在」に明け渡すことで、全ての苦悩が消え去ります。また、そもそも「時間」というのは、自我の記憶の連続性です。脳の錯覚です。つまり、過去や未来は幻想です。過去も未来も単なる情報(データ)です。実際に存在しているわけではありません。真実は、「今」「この瞬間」の刹那しか「存在」していません「今」「ここ」=「現在」しか存在しないにも関わらず、思考が過去や未来を勝手に作り出しています。これがあなたの苦悩の根源です。すべては「いまこ」に在り、「存在」に明け渡すことで、全ての苦悩が消え去ります。(エックハルト・トール)