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密教には、「人は2度生まれる」という考え方があります。1度目は母親から。そして2度目は自分自身からです。(自我からの覚醒)。要は、自分だと思っている「自分」は、「本当の自分」ではなく、親や他人から刷り込まれた「自我」(アバター)です。これ(仮想現実)に気付き、「本当の自分」に向き合い。→ 「真我」(本当の自分)と出会う。これが、「2度目の誕生」(観念からの脱皮)です。その為の実践が、自己信頼・自己受容=自愛です。「身・口・意の一致」です。身体・言葉・意志の一致によって潜在意識(内部表現=ゲシュタルト)が書き変わり、あなたの「現実」が変わります。すべては、あなた(内側)が創り出した世界(メタバース)です。
だから、あなたが自分の制限を作っているもの「枠=檻」(エゴ)に気づき、玉ねぎの皮を剝くように自分と向き合い、実践(剝く・脱ぐ=引き算)して行きます。あなた(内側)が変われば、映画のフィルムを書き換えるように、あなたの「現実」は簡単に変わってしまいます。口から出す願いと心の奥底から思っている願いが「一致する」とサクッと叶います。どうやって気づいていくか? それは実践していく中で体得していくしかありません。一つ「気付き」があると、そこから「芋づる式」に変わって行きます。