「自分=肉体」という錯覚。(自分と肉体意識と仮想現実)

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あなたの一番大きな錯覚は、自分を肉体だと思い、その肉体が現実を創造する力があると誤って信じてしまったことです。これが苦悩の根源です。行動(肉体)より、その行動を司る潜在意識がパワーを持っています。その潜在意識のアウトプットが、あなたの「現実」です。あなたは自分の“思考”で自分の人生を創って来たのではなく、あなたの思考が創り上げた意識の信念体系によって「現実」を創造しています。あなたは肉体を重視しているため、あなたの「潜在意識」が、どこに焦点を合わせているか知りません。その為、無意識の内に、思考が勝手に過去や未来に行ったり来たりして、自分が望まないモノ(仮想現実)を創り上げてしまいます。思考に注意しないと、無意識のネガティブな部分が勝手に作動して現実化します。

自分が本当に創造したいものは何なのかという事(使命)を常に確認しておくことです。私たちは信念体系(思考パターン)を使って、常に他人や自分を批判し裁いています。常に評価を下しています。この評価判断が大きく影響します。意識はあなたの思考に焦点を当てています。他人を批判したとしても、潜在意識は自他の区別が出来ません。

だから、いつも他人を批判していれば、その批判は自分の事としてしまいます。そして、それを現実化に向けて動き出します。あなたは肉体ではありません。あなたの潜在意識があなたの肉体を通して物質界で様々なものを創造しています。あなたは自分(真我)ではないもの(自我・肉体)を自分と思い込んでいます。つまり、あなたは、「意識」なのですが、肉体と思い違いをしています。

肉体と思い込んでいると、制約を受けます。非常に限られた事しか出来ないと信じ込んでしまいます。それが苦悩の原因となる。あなたが現実の影響を受けなければ、あなたは思い通り生きることができます。あなたは眼前の現実が全てだと思い込んでいるため、現実の出来事に反応して右往左往します。そして、いろいろな判断を下します。良い悪い、損得、それらの判断は、その後の現実に影響します。あなたがもし、現実に対して影響を受けないで自分がしたいことだけに焦点を当てていたなら、あなたの「現実」は、その焦点を当てていた事を経験します。つまり、あなたは無限可能性場です。

津留晃一の現実創造講座をベースに追記編集

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