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6/22(水)14:00にホンマルラジオなにわ局で公開収録した番組が公開されました。
ゲストは株式会社MIRAIO TERRACE代表取締役澤村一誠(さわむら いっせい)さんです。
質問1
澤村さんは、警察官、市役所の職員と長年、地方公務員として仕事をされてきたわけですが通算して何年、地方公務員だったんですか? ・・・通算して約31年です。
質問2
市役所の職員を昨年3月に退職され、起業されたとのことですが、迷いなかったですか? よく決断されましたね。・・・そうですね。迷いがなかったといえば嘘になります。迷って悩んで、最終的には人生は一度限りなので清水の舞台から飛びおりるつもりで決断しました。
質問3
起業されてから1年余りですが、現在の仕事の状況はいかがですか?・・・この1年、社長として試行錯誤、トライ&エラーの繰り返しでした。もちろん社長業もはじめてですし会社を経営するというのもはじめてでしたので毎日が必死でしたね。
質問4
地方公務員、地方議会議員、地方公務員として働きたい人”を応援するために起業されたとのことですが、具体的にはどのようなことをされているんですか?・・・プロフィールでもお伝えしたとおりコーチ、キャリアコンサルタント、研修講師として仕事をしています。まず、コーチですが、コーチングって聞かれたことはありますか。よしあきさんもリスナーの皆さんもこれまで生きて来られて様々な経験をされてきています。そういった経験をすることで様々なものがご自身の資源として身についておられると思います。例えば、成功体験、失敗体験、人とのつながり、知識などなど。こういったものを我々コーチはリソースと呼んでいますが、承認であったり傾聴であったり、質問であったりというコーチングのスキルをフルに活用して関わる人、クライアントと呼んでいますが、クライアントに、これらのリソースの存在に気づいていただき、より充実した人生を送っていただく関わりをするのが我々、コーチです。キャリアコンサルタントは、関わる人、その人の就職支援、転職支援へのサポートです。他、市役所などの地方自治体や民間企業で講師としてコーチングやコミュニケーションなどの研修講師として活動をしています。
質問5
様々な仕事をされているんですね。その中でメインの仕事といえば何でしょうか?・・・そうですね。今、最も力を入れているのは地方公務員になりたい方のサポートでしょうか。コロナであったり、近年の災害であったり住民の方の生活を支えるため地方公務員が活躍する局面が増えています。地味ですが住民の方の生活を支えるために不可欠な存在です。私も長らく地方公務員として仕事をさせていただきやりがいを感じて仕事をしてきました。そんなやりがいのある仕事をめざす学生や民間企業で仕事をしていて利潤追求ではなく公益のために改めて仕事をしたいという思いを持った社会人を応援し、住民のために仕事をしたい人が増えて欲しいと願っています。
質問6
具体的にはどのようなサポートをされるのでしょうか?・・・実は正式にはこの6月からプロジェクトをスタートさせたばかりなのですが、面接対策を中心にサポートをします。近年の地方公務員試験は筆記試験よりも面接試験を重視する傾向にあります。自治体によりますが筆記試験は、法律などの知識問題ではなく民間企業でも実施している能力や人となりを把握する目的で実施している適性検査を実施するところが多くなっており特別な対策は必要ではなくなっています。むしろ、人間性やストレス耐性を見るための面接を重視する自治体が増えてきています。このような面接対策のサポートをする予定です
質問7
サポートするのは澤村さんお一人なのですか?・・・私一人ではありません。メンバーは私も含めて地方公務員の面接試験に精通した3人です。プロフィールは弊社のホームページに掲載しています。先日もこのメンバーで1名の既卒男性を地方公務員に内定するサポートを成功させました。
質問8
サポートして欲しい時はどのようにすればいいのでしょうか? どこに連絡すればよろしいのでしょうか? ・・・弊社のホームページのメールアドレスに連絡をいただければこちらから連絡させていただきます。
質問9
サポートするのは市役所の職員を希望する学生や社会人のみですか。・・・警察官や消防官をめざされる方もサポートします。
質問10
サポート人数の上限はあるのでしょうか?・・・今回は初年度ということもあり10名にしています。
質問11
サポートの費用はどの程度なのでしょうか?・・・本来は10万円ですが、初年度ということもあり特別価格の5万円で提供する予定です。
株式会社MIRAIO TERRACE代表取締役澤村一誠です。
地域をそして地域で暮らす人を元気に幸せにするため日々奮闘している“地方公務員、地方議会議員、地方公務員として働きたい人”を応援したいと令和3年4月に起業しました。
誰にも心に宿る光があります。
誰にも心に宿る種火があります。
その光がより強く光るサポートをしたい。
その種火が燃えるサポートをしたい。
そして未来を強く照らしたい、明るく照らしたい。
そんな志を持って起業しました。
私は、平成のはじまりとともに地方公務員になりました。
大学時代から漠然と地元奈良に貢献したい、奈良で働きたいと考えていました。
高校(奈良県立高田高等学校)、大学(関西大学)と柔道をやっていたこと、民間会社で仕事をする自分自身のイメージが湧かなかったこと、刑事に対する憧れもあって大学卒業後、警察官として地方公務員生活をスタートさせました。警察学校を卒業後、派出所で勤務しました。
その後、地方公務員として様々な仕事が出来る市役所に転職しました。
この間、様々な所属で地域とそして地域で暮らす市民の方と関わらせていただきました。
最初に配属された所属は財政課でした。
翌年度の予算編成、前年度の決算分析、交付税算定、地方債の借入れなどを行う市役所で最も激務と言われる所属でした。
次に人事異動で市全体の事業計画や市政運営方針などを策定する所属に配属になりました。この所属も市役所でも有数のハードな所属でした。
その後、民間の保育園の運営に関わらせていただく仕事、そして中小企業を支援・振興する仕事をさせていただきました。ここでの経験が地域での雇用創出、活性化のために奮闘されている中小企業の経営者の方をサポートしたいという思いにつながっています。
この所属に在籍中には総務省の自治大学校に入校させていただくという機会にも恵まれ、また管理職にも昇格し市議会に出席するという経験もしました。
そして平成22年4月に人事課に異動になりました。
在籍した平成22年度から27年度までは市役所の職員として最も濃密な6年間でした。
職員採用試験の面接、昇任昇格、懲戒処分などの仕事はいずれも判断に悩み、迷うことが多く仕事の困難さを痛感しました。
また、時間外勤務の縮減やパワハラやメンタル疾患の問題に取り組みましたが改善されず責任を感じる日々でした。
大好きな先輩職員がいわれのないパワハラで志半ばに退職されるといったこともありました。
人事課長として何かできなかったのかと今でも後悔の念でいっぱいです。
この時の経験が地方公務員、地方議会議員、地方公務員として働きたい人を応援したいと起業したきっかけになっています。