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マラソンランナーにありがちな
ケガや故障の原因を挙げていきます。
僕の経験上、
ケガや故障の原因は、ちょうど3つ。
せっかくの機会ですから、
“ランナーあるある ケガや故障の原因 TOP3” と題して、
ランキング形式で発表していきます。
故障の原因を見つけるときに、
ランニング日記で着目するポイントも添えておきます。
では、第3位!
○第3位:他にストレスの原因を“いくつも”抱えている
<着目ポイント:睡眠時間・体調>
マラソン以外にも、
ストレスの原因を複数抱えると、
睡眠時間が短くなったり、
夜中に起きたりする結果として、
睡眠の質が低下し、体調も落ちます。
体調の悪い状態で走れば、
どうなるか、もうおわかりでしょう。
ケガや故障します。
しかも、睡眠の質が低下すると
練習の疲労からも回復できないため、
ケガや故障するリスクがさらに上がります。
実際、僕も
・仕事を辞める
・就職活動中
・睡眠薬を絶ち、禁断症状と格闘中
という3つほどストレスを抱えたまま、
トレーニングを行っていたら、
月1の頻度で故障しました。
こんな状態で大会に出場しても、
ろくな結果になりません。
復帰後のワースト記録
を叩き出した上に、
その後約半年間、
走ってはケガや故障の繰り返しでした。
以上より、
第3位は他にストレスの原因を“いくつも”抱えている
<着目ポイント:睡眠時間・体調>
でした。
続いて、第2位!
○第2位:“いきなり”週間走行距離を増やす
<着目ポイント:週間走行距離>
“いきなり”週間走行距離を増やすと、
身体がその負荷に対応できずに、ケガや故障します。
ケガや故障につながるキーワードは、
“いきなり”です。
たとえば、週間走行距離を、
・30km台から、いきなり100km弱へ増やす
・60km→70km→80kmと、毎週のように増やす
のように、
急激な走行距離の増やし方をすれば、
故障街道まっしぐらです。
いつ故障するの?
今でしょ。
よって、
第2位は“いきなり”週間走行距離を増やすこと
<着目ポイント:週間走行距離>
栄えある第1位の発表です。
○第1位:“2日連続して”キツいポイント練習を行う
<着目ポイント:練習内容・練習の強度>
1日キツいポイント練習を行っただけでも、
脚の筋肉に“相当な”負担がかかります。
筋肉が痛んでいる状態で、
翌日もキツいポイント練習を行えば、
さらに、筋肉に負担がかかります。
2日連続してキツいポイント練習を行えば、
ケガや故障するのは、極めて自然なこと。
◎痛んでいる筋肉 + 相当な負担 = ケガや故障
ケガや故障への方程式です。
2日連続のキツいポイント練習の具体例としては、
・1日目:1000m×5本のインターバル走
・2日目:Tペース走3000m×3本(Tペース=ハーフマラソンのペース)
なんてのがあります。
「インターバル走+Tペース走」のセット練習です。
このセット練習を行った後に故障する確率は、
驚異の80%でした。
このセット練習の故障確率に気が付いたのは、
本当につい最近のことです。
なんで気がつかなかったんでしょうね。
なんでだろ~、
なんでだろ~
ななななんでだろ~。
故障の原因・第1位は、
“2日連続して”キツいポイント練習を行うことでした。
“ランナーあるある 故障の原因 TOP3”として、
・“2日連続して”キツいポイント練習を行う
・“いきなり”週間走行距離を増やす
・他にストレスの原因を“いくつも”抱えている
を挙げました。
これらで故障の原因の8割方は確定できます。
着目ポイントを参考に、
ランニング日記を見直してみてください。