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どうも、和佐です。
先日、未来研究所でライブ配信が行われました。
この毎月のライブ配信では、
1.今月の振り返り
2.コメントへの返信
3.「俺に聞け」のコーナー
などを行っていきます。
【ライブ中に読んだ木坂メモその1:サンドイッチ】
サンドイッチの原型は、パンがメインで具が薄いものである。特に、複合的に何かを挟んだりするのはかなり新しい世界観であり、ましてやハンバーガーのように分厚くなったものはもはやここ数年のものだ。イギリスのキューカンバーサンドイッチのように、ひとつの具材を楽しむ。それが本来のサンドイッチだった。新幹線で買える大船軒のサンドイッチがそれである。
たくさんのものがゴチャゴチャ挟まれているのは、例えばアメリカの気配があったりする。フランスやイタリアにもあるかもしれないが、伝統的にはバゲットやフォカッチャにハムを挟んだだけ、みたいなものが多い気がする。要は、複合的なおいしさよりも単一の美味しさを手軽に楽しむもの、それがサンドイッチだったのだ。まあ、鉄火場の食べ物だから、ギャンブルを邪魔するようなものは求められていないだろう。
萌え断を擁するような、今風の複合サンドイッチも、それはそれで美味しさがある。楽しさがある。だからそれもよい。が、純粋にサンドイッチとは何であったか、日々食べたい、しみじみするサンドイッチとはどういうものであったか。それも同じくらいの価値と尊重を勝ち取ってしかるべきだと思うのである。
【ライブ中に読んだ木坂メモその2:フレンチ】
フレンチと言うのは、食材全てに火を通すのが基本になる。だから、皿の上で生きているものが全くいない。和食は結構生で食べるから生きたものがいる。イタリアンは火を通したものと生野菜などを合わせたり、あるいは港町などでは生の魚なども食べたりするから、生きているものがいる。そういう意味で、日本人はイタリアンの方が好きなのではないか。
さらに、だからフレンチは、ワインがなくては食べられない。生き物がいないから重たい。発酵食品であるワインを合わせることで、それを補ってきた食文化なのではないか、という仮説。
■今回の対談のグラレコ(図解)はこちら
印刷しておくと復習に便利ですよ。