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あなたはあなたの脳の錯覚に気が付いていません!あなたは常に「何かを得よう」「何かになろう」(成長しよう)と考えます。その思考の起点(初期値)は、「ない」「足りない」です。欠乏感や不足感です。なぜ、いつも欠乏感や不足感を抱いているのか?それはあなたの思考が「いまここ」に居ないからです。「過去」や「未来」を彷徨っています。過去に行けば「不足」を嘆き未来に行けば、「不安」「心配」「恐れ」があります。あなたは「過去→現在→未来」という「時間の流れ」があると信じ込んでいます。在りもしない「過去」や「未来」が在ると思い込んでいます。過去は流れ去ってしまった記憶(情報)でしかなく、未来は、想念(観念)でしかありません。この宇宙の「真実」は、「いまここ」しか存在していません。「永遠のいま」が在るのみです。
「時間」は、脳が計算して捏造した「記憶の連続性」です。すべてはソース=「源」で起こっています。映画のスクリーンに映し出されている映像はそれを映し出しているフィルムや映写機が無ければ映し出される事はありません。同様にこの世界もその背後にソース(源)集合意識(森羅万象・宇宙)がなければ映し出される事はありません。映画の中の主人公がその映画のストーリーを変更したいと思っても不可能です。なぜなら、そのスクリーンに映し出されている映像はあくまでも映し出された結果の世界(過去データ)です。そこには、原因はありません。この世界と「自我」=時空間に制限されている「思考」は全てソース(源)の観察対象です。自我の視点(五感)で感じるのではなく、「いまここ」の気付きによって対象物として世界と自分をニュートラル(あるがまま)に眺めます。「現実は想いの万華鏡」です。(続)
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