Project #01.

被毛ミネラル検査を読む

猫たちの体内バランスを確認するツールの一つとして

被毛ミネラル検査をお勧めしています。

血液検査は、検査時点の環境（食事やストレスなど）に結果が左右されてしまうし、病院嫌い、ストレスや興奮、針刺しなど、猫にとって決して喜ばしくないことの方が多いです。
体調不良で止むなく、、、というのではない限り、あまり進んでやりたがる飼い主さんもいらっしゃらないと思います。

その点、被毛ミネラル検査であれば、一定量の被毛を採取すれば誰にでもできるので、猫にも私たちにも大きな負担にはなりません。

ただし、血液検査でわかることと、被毛検査でわかることは異なりますので、被毛検査だけで体内バランスがすべて解決する、と思ってしまうのもNGですが。

さて、被毛ミネラル検査では体内の必須ミネラルのバランスを確認することができます。

特に、猫の自然食を行なっている私たちにとって、猫の体内バランスという目に見えない、空を掴むような、実態のないものを把握するために、こうした科学的根拠に基づくなにか、があることは、多少なりとも寄りかかることのできる安心材料になると思っています。

昨年、ら・べるびぃさんで猫の基準値が作られたことは記憶に新しいですね。自然食のみんなも挙って参加されたことと思います。

しかしながら、いろいろな視点から見ると、この基準値を丸っと信頼するための根拠はまだまだ少ないと思っています。

特に、食事内容の違いがどれほど反映されるのか。

そもそも、基準値は本当にどのような飼育・生活状況にある猫にも通用するのか。

などなど。

そして、自然食をしている私たちは、「自然食」を食べている猫の数値が知りたい、のです！

ら・べるびぃさん曰く、食事による差異はありません、だそうです。

でも、後日、私がした質問の回答の中で、あるフードに関してはみな同じ結果が出た、と言いました。。。えっ？それって食事関係ある、ってことだよね？！笑

とまあ、「統計」というものがどのような数値であるかを理解していれば、いろいろと読み方によって結果は違ってくるのだよ、というのは当たり前の理屈なのです。

正直、ここで自然食の猫たちの数値を集計したとしても、基準値は出せても、それが必ずしも猫本来の生体にとって適切かどうか、というのは判断がなかなかに難しいです。

それでも、ここで、自然食の猫たちのデータを積み上げて、独自の集計をしていきたいな、と思っています。

そう！これが、猫と自然療法・秘密の勉強部屋の最初のプロジェクトです。

被毛ミネラル検査は、できれば年に1〜2回、決まったサイクル（季節・月）で行なってみてください。

そして、その結果を共有してください。

データ中の猫以外の個人情報は表に出しません。

猫種、年齢、環境など集計に必要な情報は個別に聴取させていただきます。

皆さんのご協力で、私たちの猫たちが健やかに年齢を重ねられる礎となるデータを作っていきたいと思っています。

集計・統計・グラフ化が得意！という方がいらっしゃいましたら、ぜひお手伝いくださいね＾＾

そして、この『被毛ミネラル検査を読む』コンテンツでは、ご提供いただいた被毛ミネラル検査の結果を共有しながら、どのようなことが分かるのかについて、私の方から講釈をしていきたいと思います。

今回は、プロローグなので講釈はありませんが、ちょっとずつUPしていきますので、楽しみにお待ちくださいね。

検査結果データ共有のお願い

皆さんの被毛ミネラル検査の結果を共有してください。

すでにいただいているものの再提出は必要ありません。

新規で検査をした場合、検査を更新した場合は、以下のフォームから

検査結果をお送りください。

（只今、準備中）

※データは必ずPDFにしてください

被毛ミネラル検査のオススメ

被毛検査は決して安くはないのですが、猫の健康診断だと思って

定期的に行なうのが良いと思います。

特に、必須ミネラルだけでなく、有害金属の貯留が分かるので

それだけでもかなりの有益情報になります。

有害金属値が高いと病気へのリスクも高くなります。

逆に、体調不良の原因が有害金属の場合もあり得ます。

ら・べるびぃさんは、

日本では現在、唯一の被毛ミネラル検査機関です。

ら・べるびぃ「猫ミネラル検査」

そして、実は、海外にも被毛ミネラル検査をおこなっている機関があります！

そのうち、ご紹介したいと思いますので、首を長くしてお待ちくださいね。

やったことありますよーという方がいたら、ぜひ情報共有してくださいね〜♡

リクルート

「私、理系で、統計とかグラフ化とか、得意です！」

「私、パソコン操作でそういうのパパッとできます！」

「私、マクロとかVBAとか得意です！！」

という部員さんがいましたら、ぜひ、このプロジェクトに

ご協力ください！！！

現在あるデータをエクセルなどで管理していきたいと思っています。

ぜひに！笑