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「現在」起きた事はどんどん「過去」になり遠ざかって行きます(川の流れの様に♪)この感覚は一度理解できると意外なほど腑に落ちます。過去・現在・未来は、いつもあなたの「視点」によって創り出された世界です。「現実」と私たちが感じているものは実際にはいつもそれぞれ一人ひとりの頭の中に存在している「宇宙」です。私たちは、誰もが自分のフィルター(色眼鏡)を通して「現実」と感じるものを見て解釈しています。視座(抽象度)を意識で自由に上下変化させられる時、あなたはあらゆる立場(意識レベル)を理解しあらゆる視座から世界を観る事が出来ます。「未来」とは、あなたの頭の中に「想念」として存在しているだけ。「未来」は「概念」でしかありません。「過去」はあなたの頭の中に「記憶」として存在している「情報」です。
「過去」は「情報」(記憶データ)でしかありません。つまり、「未来」も、「過去」も「実在」として存在しているわけではなく概念(情報)に過ぎません。物事は、「今、この瞬間」にしか「存在」し得ません。過去や未来は、「在る」と考えるにせよ、それは「いまここ」に、思考(概念・情報)として存在します。人は皆、未来に行きたがります。しかしその「未来」は、あなたの心の中にのみ在ります。あなたの「記憶」は、起こった出来事に対する「現在」のあなたの「解釈」「意味付け」に過ぎません。全く同じ出来事でも現在や未来から見た「評価」によって「過去」はいくらでも書き換える事が出来ます。私の事例で言いますと過去の出来事「うつ」という挫折経験はその時は、辛い出来事(どん底)でしたが今では、私の人生で最高の出来事だったと感謝しています。
この様に、現在の「認識」によって形を変える不確かな「過去」を基準にして「現実」を正しく把握する事は出来ません。一流の成功者(イチロー)達は「未来→現在→過去」(未来起点)に生きています。思考習慣に慣れれば誰でも出来ることです。
概念(A)=「未来→現在→過去」(未来起点)
概念(B)=「過去→現在→未来」(過去起点)
直ぐには信じ難いと思いますが、これが、時間の真実です。