古代ギリシャ文明の二つの時間=クロノス&カイロスと諸行無常

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古代ギリシャ時代、2つの異なる時間の概念がありました。「クロノス」=クロノグラフ(針がついた時計の語源)あなたの時間の概念と同じ(過去→現在→未来)。もう一つは、「カイロス」で「機が熟す」とか、「完璧なタイミング」<縁起><刹那>の意味合いです(諸行無常)。あなたが、今のあなたとして生まれる事になるきっかけ(精子と卵子の出会い)も奇跡のタイミングなわけです。(そのタイミングで夫婦ケンカをしていたか、一方がたまたま体調を崩していれば、あなたは今存在していません) カイロス=砂粒のペアが砂時計のネック部で合流<縁起>=精子と卵子の出会いの刹那)。クロノスは脳の錯覚=自我のねつ造です。脳の記憶の連続性(仮想現実)ですが、カイロス「縁起」は、諸行無常、科学的な「時間の真実」です。

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