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脳腫瘍で死にかけた研究者を救った幹細胞
どうも、こんにちは、アルベイズ開発者の梶原です。
アルベイズは僕の数奇な半生の中で生まれた美容ブランドです。
- 京大で学んだ化学
- 外見コンプレックスを解消した経験
- 起業したことで知った人の役に立てる幸福
- 脳腫瘍になって出会った幹細胞
- これまでに出会った人たちの協力
どれがかけてもアルベイズは誕生しなかったでしょう。
研究者を目指し京大へ
アルベイズは僕が研究者を志したところから始まります。
高校生の時に化学に興味を持った僕は研究の道に進みたいと京都大学工学部工業化学科に進学しました。
無事、卒業はできたものの、研究者になるために大学院に進学したところ、周囲との才能の差に打ちのめされ、元来のコミュ障を発揮し、全く配属された研究室に馴染めないまま引きこもり状態になってしまいました。
当時、全く自分に自信がなく、そのまま引きこもり続け、どんどん卑屈になっていきました。
そうこうしている内に自分の髪の毛が薄くなっていることに気づき、
まだまだ恋愛も結婚もしたいのに髪がこんな状態なのはマズいと、学んだ化学の知識を総動員して、なんとか薄毛を克服できないかと試行錯誤しました。
その過程をリアルタイムでブログに綴っていたのですが、そのブログが人気ブログになり、そのブログを収益化することで引きこもったまま起業しました。
とある自殺志願者
ブログが多くの人に読んでもらえるようになって、コメント等も沢山いただくようになりましたが、その中に「髪が薄くなってもう人生終わりです。死のうと思います」というコメントがありました。
僕も引きこもっていて髪が薄くなってることに気づいた時は自殺の文字が頭をよぎるくらいには病んでましたが、人にそれを話したり、実行しようと思ったことはありませんでした。
「人は自分の容姿の事でこんなにもネガティブになるんだな」と身を持って体感しました。自分自身も髪は薄くなってましたし。
それから彼は”僕がブログに書いていた方法”をそれこそ必死で試してみたそうで、数カ月後に「薄毛の悩みから開放され、自殺を考えることもなくなりました。あなたは命の恩人です」というコメントをいただきました。
「外見の悩みが改善されるだけで人はこんなにも前向きになれる」ということをこういった経験を通して学びました。
ブログを運営し、読者と交流していく中で「外見に悩む人達の力になりたい」という想いが強くなりました。
その後、色々と新しい事業を始めつつ、仕事は順調にいっていたのですが・・・
2020年に大事件が勃発しました。
脳腫瘍発覚
恋人に誕生日を祝ってもらい「結婚したらどこに住もうか?」なんて会話をしていた翌日に脳腫瘍が見つかり、そのまま緊急入院からの緊急手術になりました。
急転直下過ぎて何がなんだか分からないうちに、頭開けられて、腫瘍を脳みそごと削り取る手術が行われました。
手術は無事に終わったのですが、脳みそを削っているため
- 左半身の麻痺
- てんかん発作
- 認知機能障害
などの後遺症が残りました。
後遺症のため実家のある九州に帰る事になり、失意のどん底にいたわけですが、そこで幹細胞を扱える医師と出会いました。
幹細胞を投与して貰ったところ、後遺症が劇的に改善しました。
お陰で今は普通に生活できています。
そこで幹細胞の持つ力に感動しました。
その医師からヒト幹細胞培養上清液(幹細胞のエキス)を供給してもらえる事になり、上にも書いた通り「人の外見の悩みのメンタルに与える悪影響」を嫌というほど知っていた僕は悩みの解決の手助けをできるよう、このアルベイズを立ち上げました。
一度は離れていた化学にもまた化粧品の開発という形で関わることになりました。
開発者・梶原プロフィール写真の裏側
この写真はMakuakeでのクラファンの時、規定で研究者という単語や脳腫瘍という単語を文章中に書くことがNGだったので、その両方を写真で表現しようと考えて、撮った写真です。
アイキャッチにも使っているこのプロフィール写真ですが、この頭に被っている謎の防具は、僕が手術の合併症で頭蓋骨の一部がなかった時期に脳みそを守るためにつけていたヘッドギアです。
3回目の手術の後、頭蓋骨が4分の1ない状態で半年を過ごしました^^;
直接かぶると頭皮と擦れて痛いので、中に一枚医療用ニット帽を被っています。
実家は身長180センチ近いやつが生活する前提で作ってないので、あちこちに頭をぶつけていました。
頭蓋骨ない状態だと、
頭をぶつける=脳みそぶつける
ってことになってしまうので、ヘッドギアが必須だったわけです。
研究者だけが知っているドラマの裏側
ちなみに、京大で研究していた頃の白衣は薬品ででろでろになってたので、捨てました。
この写真の白衣は最近買ったやつです。
さらに余談ですが、実際に実験のときに着る白衣は”ドラマの研究者”が着てるようなかっこいい白衣ではありません。
実用的に袖がパタパタすると邪魔だし危ないので、本物の白衣は袖が割烹着みたいにゴムで絞ってあります。
見た目は襟がついてる事を除けばほぼ割烹着です。
なので、ドラマで研究者が出てくる度に「ああ、ドラマだなぁ」と思いながら見ています。
まぁ、絵的に研究者が割烹着着てたら、研究者感がでないので仕方ないとは思いますが。
僕も研究室に配属されたときに想像してた白衣と全然違うと思いました笑
ドラマはフィクションです。
アルベイズに込めた想い
アルベイズのプロダクトを愛用していただくことで
「自分を磨き、本来の美しさと自信を取り戻していって欲しい」
というのが、開発者である私(梶原)の想いです。