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歴史とは時代の権力者によって改ざんされ続ける巨大な物語です。歴史は常に時の権力者たちの「我こそは正義なり」という論理によって巧妙に改ざんされて行きます。あらゆる年表と歴史書は、時の権力者の正当性を証明する為に編纂された偽書です。歴史の中では、常に「いま」が正しく、ある権力が打倒されれば、また新たな為政者が過去を書き換えて行きます。只々、自身の正当性を説明する為に。。そこに言葉本来の意味での「過去」は存在しません。例えば、ある国で武装集団がクーデターを起こし、鎮圧され失敗に終われば、逆賊として歴史に汚名を残し、逆に、クーデターが成功し、政権が打倒された場合、彼らは、圧政に立ち向かった英雄として歴史に名を残します。歴史は常に勝者が書き換えて行くも。。。
歴史は常に勝者が書き換えて行くもの。。。われわれ個人も同じです。人間は誰もが「わたし」という物語の編纂者であり、その過去は、「今の私」の正当性を証明すべく、自由自在に書き換えられて行きます。人は過去に起った膨大な出来事の中から、今の「目的」に合致する出来事だけを選択し、意味付けをして自らの記憶としています。今の「目的」に反する出来事は消去しています。わたしは過去に「うつ」という挫折を経験しています。その時は人生のどん底です。しかし、その事を今は、人生で最高の出来事であったと感謝しています。「過去」は、書き換えられるものであると身をもって体験しました。なぜそれが出来たのか?それは、過去起点ではなく、未来起点の時間軸に反転したからです。これは誰でも簡単に出来ることです。「自我の檻」このカラクリに気が付けばいいだけです。
興味のある方はご一報ください。