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過去にどんな出来事があったとしても、それで何かが決定されるわけではない。過去のトラウマも在ろうと無かろうと関係ない。人間は過去の「原因」に突き動かされる存在ではなく、現在の「目的」に沿って生きている。「家庭環境が悪かったから暗い性格になった」と語る人。これは「人生の嘘」です。本当は「他者と関わる事で傷つきたくない」という「目的」が先にありその「目的」を叶える為に、誰とも関わらない「暗い性格」を選択。そして自分がこんな性格を選択した言い訳として、過去の「家庭環境」を持ち出します。自分を変えるとは、それまでの自分に見切りをつける事。人はなかなか変わろうとしません。どんなに苦しくても「このままでいいんだ」と思いたいです、今を肯定するために不幸だった過去も肯定する様になります。＜続く＞
