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連日これが21世紀かと思わせる様な映像がニュース報道やネットを通して流れて来るウクライナ情勢です。そんな中、衝撃的な映像です。ウクライナの人々がウクライナ国内に入り込んだ戦車や戦闘車両を止め様として、ロシア軍の戦闘車両を素手で止め様としています。軍事力が圧倒的に劣っていると言われるウクライナの人々の切実な思いが伝わって来ます。そこには全くエゴがありません。愛する国の為に、愛する家族の為に、愛する人々の為に、彼らは自らを戦車の前に素手で身を盾にしています。私たちの日常生活の中でエゴは様々な形で顔を出し、自分と他人の間に境界線を引き、様々な対立や孤立（分離）を生み出します。その国家レベルの表現が「戦争」です。エゴ（戦車）とワンネス（愛）が対峙した瞬間です。戦車（タンク）の中の兵隊さんも同じ人間ですから、この圧倒的なワンネス（愛）の前では、恐らく自分のエゴが縮小していると思います。この後どうなったか分かりませんが、人間が自分のエゴを超える時、いかにパワフルかと言うことを歴史的に示した場面です。
