戦争とは善と悪の戦いではなく、善と善の戦いです。

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戦争は、善と悪が戦っているのではなく、善と善の戦いです。私が善ならば、必然的に相手が悪になります。だから「善」がある限り、必ず「悪」が存在します。悪は善が創り出しています(表裏一体)。だから本来、喧嘩や戦いは互いの自己を守る「愛」を基に争われた究極の「ぶつかり愛」です。夫婦喧嘩も同じです。あなたが経験している苦しみや怒り理不尽な出来事は誰かの精で起こっているのではなく、あなたが下す正・誤という「分別」と、正しくしたいという「執着」の精です。この宇宙には善も悪も存在しません。釈迦は2500年前に宇宙の裏返し構造の事を「執着」という言葉で表現しています。宇宙の仕組みは、もの事に執着しない=「望みは叶う」です。執着があると人間の脳は、僅かな領域(大脳新皮質)しか使われません。処が執着を手放すと、脳のより深い領域(脳幹、大脳辺縁系)が花開きます。これが脳の二重構造のメカニズム。「お金が欲しい欲しい」と思っている人ほど→お金は入って来ません。権力が欲しいと思っている人程→それは叶いません。これが裏返しの構造です。そして「もういいやと諦める」(手放す)と不思議な事にそれが手に入る仕組みになっています。執着すればするほど手に入らない処か反対の現象が迫って来るのがこの宇宙です。これが「宇宙の裏返し構造」です。求めたものと反対のものが与えられます。あなたの人生は、周りの人々の「縁」によって出来ています。処があなたは自分の人生は自分で作れると思っています。だから悩み苦しみます。それは思い上がりです。真実はあなたの人生はあなたの考えた事によって出来上がっているのではなく、周りの人々の「縁」によって成り立っています。これが「縁起」です。これに気付くと「宇宙の裏返し二重構造」が見えて来ます。


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