みなさん、ようこそ、アークハウスCスクールへ!
アークハウスCスクールは、私八巻と親友の木坂さん、私のアメリカ英語塾のアメリカ人のイザベル先生が主催するアメリカ英語教育を通して、「自己の確立の芽を育てることを目指す」コミュニティです。
先ずは、こちらをご覧下さい
はじめまして、アークハウスの八巻(やまき)です。
アークハウスCスクールは、私八巻と親友の木坂さん、私のアメリカ英語塾のネイティブの先生が主催するアメリカ英語教育を通して、「自己の確立の芽」を育てることを目指すコミュニティです。
突然ですが皆さんは、これからの時代に必要な生きかたやマインドセットはどのようなものだとお考えでしょうか?
私達アークハウスでは、自分を仕上げていくマインドセット、すなわち、自己を確立することが最重要課題だと思っています。
自己の確立を目指すための方法はいくつかあると思いますが、アークハウスでは特に乳幼児期から中学生の期間、本物の英語を学ぶことで自然と自己の確立の芽が出てくると考えています。
その理由をこれからみなさんとシェアしたく思います。
アメリカでは、子供達の自己発見をサポートするために自分を探す旅に焦点を当てた絵本や児童文学書を小さな頃からたくさん読みます。日本の「昔話」や「おとぎ話」は、そのような観点ではなく“村の掟”“村の常識”“村の道徳”といったものを擦り込む物語になっていますので、その点がまず根本的に異なります。
アメリカ並びに英語圏では、生まれたときに自動的に与えられた村の掟に従って死ぬまで自分を抑圧して生きるのだ、という発想はありません。その逆で、まず自己を確立して、自分の人生を謳歌し、その過程で生きる村を自分の意志で選ぶんだ、という感覚が根付いています。
村に自分を合わせるのではなく、自分に合う村を探すのです。
この観点から、アメリカにおいては、絵本や文学といった言語教育を通して自己の確立を目指す、そんな教育が行われているとも言えます。
三子の魂百までという人類普遍の教訓を彼らなりに活かしているのです。
これは、自己の確立と人間としての幸福がイコールというアメリカの建国以来の精神性がよく現れている教育です。自己の確立ができると幸せを追求できる、素の自分でいることが一番幸せという考えです。
この考えを子供のうちから浸透させるために、アメリカの一般的な家庭では、乳児から小さなボードブックを使い保護者が読み聞かせをします。読み聞かせは、想像力と創造力を養う大切な時間です。
そして、小学校に入る頃になると子供達は、読書習慣をつけるために毎日30分ほどの読書トレーニングをはじめます。
絵本に登場する愛らしい主人公と仲間達から衣食住、睡眠、運動、お遊びなどの日常生活の営みや人間関係を構築するための様々な人つきあいの礼節を学びます。アメリカは移民国家なのでイタリア系アメリカ人、ロシア系アメリカ人、ユダヤ系アメリカ人などそれぞれのファミリーの伝統文化も絵本に登場します。
名作の絵本や児童書には、おおらかな空気感の中にも明確な感情の機微があります。知恵と勇気があり、笑いがあります。人に優しくする大切さを学びます。幼児期の絵本の特徴として、人としての品位の土台になるストーリーと自己の確立に向って様々な挑戦と失敗、喜びと悲しみなど人生のジャーニーを描写するストーリーがあります。
英語圏の名作は、個人にとっても社会にとっても幸福な人生にめぐり会えるようにその必要な要素を子供達に見せてくれます。意味のある魅力的なストーリーラインと登場人物に引き込まれて子供達は擬似体験をします。様々なストーリーと登場人物に出会いながら、世界にたった1人のユニークな私になる大切さを教えてくれます。
こうして、英語圏の子供たちはこの世に二人といない「わたし」を確立すること、そしてその「わたし」が他者と共に生き幸福になることを自然と学んでいくのです。社会のために個人があるのではなく、自律した個人が社会を作るのだ、と物心ついたころにはうっすらと理解しています。
また、アメリカは、自己主張を歓迎するお国柄です。これは、よく誤解されますが単に自分勝手な欲求を押し通すことを良しとしているのではありません。まずは目の前にいる相手のことをもっと理解したいという思いからよく質問をすることを歓迎します。質問を歓迎するのですから、その答えとしての主張も同時に歓迎しているのです。
こうして、自分と同様に目の前の相手も確立された人格を持った「個人」であることを自然と尊重するようになるのです。
このように、ただ本を読むだけでなく、乳幼児期の頃から自分の思いを言語に落とし、相手を理解し、尊重し合うためのトレーニングを家庭内で、保育園、幼稚園、小学校で受けています。
私のアメリカ英語塾ではここまでお話ししてきたアメリカ英語の教育をそっくりそのまま、日本で行っています。私も現場にはいますが、授業自体はプロのアメリカ人教師が日本人を通さずに英語のみで行っています。
年長さんからはじまり、小学校を卒業する頃になると子供達は、自己の確立の芽を確実に出してきます。特に精神的に成熟した女の子達は芽を出します。男の子達は生物学的に成熟するのが遅くまだまだですが、英語の世界で暮らす感覚はできていますので、自己の確立の芽は土の中に確実にあります。
ここまでお話しすると大分見えてくると思いますが、私達日本人は、察しの文化で育っていますので、グローバル化の発祥国アメリカと比べると真逆の教育を受けています。日本には、自己の確立を目指す教育は存在していないのです。これが日本人がグローバル人材になれない理由です。グローバル人材と言うとすぐ英語力という結びつけが行われますが、本質的にはそのうんと手前の話だと私たちは理解しています。
建国以来、数千年もの間、日本にはそもそも自己の確立という概念がなかったのだと私は思います。ですから学校教育においても家庭教育においても「わたし」を発見する教育がなされません。むしろ、村の秩序を乱すものとして、「わたし」の感覚は悪しきものとすらされる傾向にあります。出る杭が打たれてしまうのもその表れのひとつでしょう。
そんな日本人が「わたし」を主語に語れるのは、せいぜいどんな教科が好きかとか、どんな趣味があるのかとか、恥ずかしがりやさんとか、好きな食べ物とか、好きな音楽や芸能人の範囲に留まります。小学生レベルの自己しか確立できていない証拠です。
今回オープンするCスクールでは、日本の子どもたちにアメリカの子供達と同じ英語の基礎教育を提供することにより本物の使える英語の道を見せていきます。そしてそれを通して、確実に「自己の確立の芽」を育みます。
以下が、Cスクールで実践される英語習得法、ネイティブ流の本物の乳幼児期の英語習得法です。参考までにご紹介いたします。
まず、英語は特定の音を聞いた時に特定の意味が思い浮かぶ言語ですので、以下の順序で学習は進行していきます。
1、はじめの3ヶ月間は英語のアルファベットの音を聞いて肌に染み込ませていきます。
2、その次の3ヶ月間では英語の音とスペルと意味を繋げるフォニックスという練習をしてきます。
3、次の3ヶ月間でフォニックスとアメリカの幼児が習う3つの文字からなる英文を読む練習をカードでしていきます。
4、最後の3ヶ月でアメリカの年中さんが読むストーリーを音読していきます。
あまりにもシンプルなステップに驚かれているかもしれませんが、私の教室の小学5年生と6年生の女子は、小学校1年生で入塾してきて、上記のステップで学習を続け、今ではアメリカの高校生の読む小説を初見で読むことができています。そして、その内容についてネイティブの先生とその場で意見交換をし、ディスカッションをすることまでできています。
これはつまり、英語力が高まっていること以上に、ネイティブの先生と対等にディスカッションできる「自己」が育っていることを意味しています。自己がきちんと育っていれば、小学生でも大人と同等に議論はできるのです。急に何かを聞かれても、すぐに「私として」答えられるのです。
このCスクールは、私の教室で日々実践されているメソッドをオンラインに落とし込んだものです。みなさんの目の前にネイティブの講師がいて直接ディスカッションをするわけではありませんが、そういう部分を除き、数年かけてできるだけ忠実にオンライン化させていただけたと思っています。
ご存知のように、日本の英語教育は明治の時代から変わっていません。その時代から一度も、日本人が英語が得意になった時期はないのです。IQの平均では世界でもトップクラスの国民が、いつまでも英語というシンプルな言語を習得できず、それ以上にもったいないと思うのは、全く自己が確立していかないことです。英語もできない、自己も確立しない、つまり幸福に一歩も近づかない。それでは一体何のための学習なのかと、私たちは考えています。
自己を確立できると幸福を追求できる。これが一番素晴らしいことだと思うのです。素の自分でいることができる。真のグローバル化とは、個人の時代であり、公私に渡り、同じ自分でいることが日々の幸福に繋がる時代です。
そして、社会的動物である私たちにとって人間関係が一番大切な時代になります。そのための第一歩が自己の確立であり、その最も有効な方法が言語習得となります。特に、これも周知のこととなりましたが、幼少期の効果は絶大です。
是非、みなさんと一緒にその道を歩けることを楽しみにしています!