護身の合氣

部長:
大高 真
最終更新日: 2021-02-28 08:42:26
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はじめまして。大高真です。


このオンライン部活『護身の合氣』は、暴力を恐れない人生のためのコミュニティです。



・メディアで報じられる犯罪


・身近な人が巻き込まれたケンカ


・近所にいる不審者の情報



これらに漠然とした不安を感じたことはないでしょうか。



「もしも自分が被害に遭ったらどうしよう。」


「家族や仲間に降りかかったら、助けてあげられるだろうか。」



そんな不安を心のどこかに抱えている人も多いと思います。


それがあなたの自由な行動にブレーキをかけていることも…。



でも、この部活がその不合理を解消します。




まず、はじめに知っておくべきことですが、残念ながらこの世から暴力はなくなりません。


・酔っ払いが腹いせにケンカを吹っ掛ける


・数人が意図的に特定の人をいじめる


・いい人を装った悪党が本当の善人をだます


これらは、世界中で見られる暴力の一例です。


人間が不完全な生き物である限り、こうした悲劇は繰り返されるでしょう。

ならば、自分が身を護る技術を備えるまでです。


相手を変えるのは難しい。

でも、自分が変わることはできます。




ただ、そうは言っても、


「どうやって」


「何を」


身につけるのか。


それが多くの人には問題です。


特に心が優しく、争いが苦手な人にとってはなおのこと。



実を言うと、私も悩みました。

小さい頃から平和に過ごすことが良いことだと思っていたからです。


相手に気を使って話しかける。

誰にでも優しく接する。

嫌なことも受けいれる。


そうすることで、友達とも良い関係を維持できる。

当然のように、誰もがそうすべきだと思っていました。


いわゆる理想主義者だったのかも知れません。



ところが、現実はそう甘くありません。


お花畑の世界の外には、正反対の人がいることを知りませんでした。


・粗雑な言動で他人を傷つける


・力で相手の物や自由を奪う


・他人が嫌がることを平気でする



ある日、そんな奴らに後輩が囲まれている所に、私はたまたま出くわしたのです。

そして、無謀な私はその中に入って行きました。



まさに身のほど知らず。

飛んで火に入るなんとやら。



ご想像の通り、私は何一つできませんでした。


残ったのは数ハリの顔の傷。

そして、仲間を護ることができない己の無力さ。


この世には理想だけではどうにもならないことがある。

そう心の底から痛感した、若き日の苦い経験でした。



さて、私に足りなかったのは何だったのだろう…。

考えた末の結論は、「身を護る技術」でした。



そのための方法は、この世にいくつかあります。


・相手と闘う(殴る、蹴る、タックルなど)


・助けを呼ぶ


・逃げる


中には相手と勇敢に闘うことを選ぶ人もいるでしょう。

それに適した格闘技や武道・武術が世の中にはあふれています。


でも、相手を傷つけたくない私には、学びたいものがありませんでした。



残された手段は「助けを呼ぶ」か「逃げる」。


確かに、警察や仲間を呼ぶことで危機を逃れるのも一つの方法です。

でも困った時に都合よく助けてくれる人など現れるでしょうか。


その可能性はおそらくゼロです。

他力を頼る方法には、やはり限界があります。



では、「逃げる」ならどうか。


・どんなに力強くつかまれても逃げる。


・振り上がる手足を巧みにかわす。


・相手の気配を察知して遠ざかる。


相手の力やスピードに抵抗せずに逃れる技術。

暴力に気づいて近づかないこと。

これなら優しい人でも体が小さい人でもできそうです。



しかも、もし「逃げる」だけではなく「相手を制する」ことができたら?

相手が二人以上いても対処できたら?

そこまでできれば、そばにいる家族や仲間を護ることもできるかも知れません。



相手とは闘わない。


確実に「逃げる」、そして相手を傷つけずに「制する」。

相手の武器を奪うこともできる。


そんなエレガントな技術、あるわけないと思いますか。


実はあったのです。


それが調和の武道、「合氣道」です。




その技は、とても不思議です。


体格が大きい人につかまれても軽く崩すことができる。

素早い動きにもスイスイ動いて対処できる。


原理はよくわからないけど、やってみると確かにそうなる。


そんな魔法のような武道に、私はすっかり魅了されました。



東京から片道2時間半をかけて週末の稽古に参加するようになって20年以上が過ぎました。


その道場には、世界中から様々な人が集まります。

各国で合氣道や他武道を指導する者も学びに来ています。


・腕が私の脚と同じくらいの太さ


・体重が私の2倍


・2メートルを超える巨体


非力な私の力こぶではどうにもならない相手が、世界にはゴロゴロいました。



でも、幸いなことに彼らは敵ではありません。

みな合氣道を研鑽する仲間なのです。


そんな人たちが真摯に私の相手になってくれます。

優しさと厳しさが織り交ぜられた環境で、お互いに技術を磨きます。


試合をせず、勝ち負けを競い合うのではないからこそ、家族のように仲良く切磋琢磨できる環境がありました。



そんな合氣道に没頭する日々が続き、気がつくと私は師範の段位を頂いていました。


それでも続く飽くなき探求。

より無理がなく、無駄のない動きとは何か。


己を磨くことが強さにつながる。

その楽しさに、すっかり虜になっていました。



自分と家族、仲間を護るための技術は身についています。

もはや、人生に何の不安も感じることがなくなりました。


誰にも怯えることなく、思うままに生きる自由を手にしたのです。


そして今、あなたもその自信を得るチャンスを目にしています。




あなたは、もしかすると自分を「弱い」と思っているかも知れません。

体が弱い、気も弱い。

何かあったら震えて何もできなくなってしまいそう。


私も初めはそうでした。

後輩を助けようと飛び込んだ時、手足がガタガタ震え、何一つできなかったのです。


でも「弱い」を「強い」にすることは、誰にでもできます。


正しい方法を知り、適切なステップで積み重ねる。

そして、少しずつ改善していくだけです。


何度も積み重ねた動作は、身を護る確かな技術になります。


歯を食いしばったり、眉間にしわを寄せる必要はありません。

それは単に、ムリやムダが多い状態です。


雨垂れ石をうがつ。

ひとしずくの雨でも、同じ所に落ち続けると石に穴をあけるほどの力を生むのです。



最後に、あなたの身を護る3つの要素をご説明します。


それは「体」と「心」、そして「氣」です。



1.『体』を強くする


オンライン部活では、まず「逃げる」練習から始めます。

力を使わずに相手の手をほどく正しい体の使い方を学びます。


相手の骨格や力が働く方向を理解して、力がぶつからないように体の向きや位置を変える。


こうすることで、しっかりつかむ相手から簡単に逃れることができます。



「逃げる」動作を覚えたら、次は相手を「制する」技へ進みます。


つかませたまま相手を崩す。

崩れた相手を導いて投げたり押さえたりする。


これを動かない相手に対して行います。


一連の動作を覚えたら、今度は動く相手に対して練習します。

つかみかかる、打つ・蹴るなどの動きです。


このような動作をケガがないようにはじめはゆっくり、優しい攻撃に合わせて繰り返します。



2.『心』を強くする


「体」で覚えた身を護る技を、いざという時にも使えるように「心」も鍛えます。


心は状況に応じて変化しやすいものです。


ふだん落ち着いている人でも、突然の大きな声には驚くでしょう。

攻撃が自分に向かう状況では、心は縮こまってしまいます。


これには、力の強度を調整することで備えます。



はじめはやさしく、徐々に強く。

ゆっくり慣れてから少しずつ速く。


様々な体格や性格の人と行うことも、心の余裕を広げてくれます。


こうして相手を制する体験を深く、そして広くしていくことができます。



体と心はつながっています。


技術が磨かれていくと、自信が湧いてきます。

そして、もっと技術を向上させたいという意欲に変わります。


体と心を高め合うプラスのスパイラルが生まれるのです


その循環を楽しみながら、一歩ずつ心身を高めていきましょう。



3.『氣』を高める


事が起こる前に、その予兆を察知することができれば、暴力に巻き込まれることはありません。


そのためには、相手の心や体の動きを察知する力、つまり「氣」の働きが必要となります。



「氣」とは「心」と「体」を結びつける力のこと。


つかみかかろうとする「心」が「体」とつながる時、実際につかむ動作が生まれます。


その「氣」の起こりに合わせて動くことで、相手の動作が起こる前に身を護る動作を始めることができるようになります。


攻撃をする人は、つかんだと思った時や、パンチが当たったと思った時には、すでに体勢が崩れている。


この練習を繰り返すことで、力を使わずに相手を導くことができるようになります。


そして、この「氣」の起こりは、離れていても感じられるもの。

だからこそ、暴力の芽を未然につむような対応ができるようになるのです。



このように「体」と「心」を強くし、そして「氣」を高めることが、あなたの身を護るもっとも大切な要素となります。


これらを正しく、適切に積み重ねることで、相手の攻撃は届かなくなります。

そして、あなたの人生から暴力は消えるのです。



おさらいすると、この部活ですることは次の3つです。


1.正しい技術を学ぶ


2.ムリなく繰り返す


3.着実に1つずつ改善する



これを、少しずつ強めながら繰り返すだけです。



相手の攻撃と対処の方法は色々あります。


「つかんで動かない」

「つかみかかる」

「打つ、蹴る」


などの攻撃に対し、


「逃げる」

「投げる」

「押さえる」

「武器を取る」


など、様々な技術を身につけて行きます。




はじめにお伝えしたことを思い出してください。


残念ながら、この世から暴力はなくなりません。



でも、あなたはそれを無力化することができます。


そのためには、身を護る「合氣の技術」を手に入れること。

心優しい人でも、体が小さい人でもできるのです。


やがて、誰にも恐れず行動できる自信が生まれます。

自分らしさを思う存分に発揮できる人生を、ぜひ味わってみてください。



オンラインをサポートするために、実際の技術に接する機会として体験会を開催します。

また、私の教室(東京)での体験も無料で受け付けています。


ぜひ一緒に『護身の合氣』を身につけましょう。

あなたの参加を、心からお待ちしています。


大高 真

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